子どもが好きな先生、嫌いな先生
担任ではない立場だからこそ、
いろんなところから聞こえてくる子どもの声。
ぼそっとつぶやくこと。
直接、話に来ること。
友達同士で話していること。
など。
そこから、
子どもに好かれる、嫌われる先生像が
少しずつはっきりしてきました。
一度まとめます。
今日のテーマ「子どもが好きな先生、嫌いな先生」
〈好きな先生〉
・優しい先生
・中学入試レベルの難しい問題を一緒に悩み考えてくれる。
・普段の授業で、優しく丁寧に教えてくれる。
・忘れ物を笑顔で貸してくれる。
・ルール違反の子どもをなくしてくれる。
・自分の話をきちんと聞いてくれる。
〈嫌いな先生〉
・説教がくどくどと長い。しかも、そこに内容は全くない。
・自分の子供の話ばかりする。(自分の話ばかりする)
・特に偉くもないのに(子どもは、先生の能力の無さ、賢くないことを完全に見抜いている)上から目線で威張ってくる。
ある6年生の女の子。
4年生の時の担任が大っっっ嫌いで、
2年経ってもその気持ちは変化しません。
子どもは、嫌いな先生には
何を言われても、体が拒否してしまうようです。
目が合うだけで、
同じ空間にいるだけで、
ものすごい拒絶反応です。
自分の事を褒められても全く受け入れません。
4年生の時の担任の先生に、
いくら褒められても
「お前に何が分かるんだ」と思っています。
一度、信頼を失い嫌いになった先生は、絶対に好きにはならない。
でも、決して子ども達は、オープンには出しません。
例えば…
担任の先生が出張で不在の時、補欠の先生として嫌いな先生が担当だとします。
きちんと椅子に座って、話を聞き、指示には従います。
子どもって、黙って我慢して座っているのです。
嫌いな先生の名前は、正式にな名前では呼びません。それくらい嫌なのです。
イニシャルやローマ字の頭文字で呼ぶ。
あだ名をつけて、子ども同士で話をする。
子どもに好かれる事は、
何よりも大切なことかもしれません。
その繋がりから、初めて子どもとの関わりが生まれる。
子どもたちからたくさん学びました。