音楽の授業①
今回は、
「小学校における合奏、まさかの指導」
について
まもなく、6年生は卒業を迎えようとしています。
2月。
勤務校では「6年生を送る会」という行事が行われます。比較的行われる行事のひとつではないでしょうか。
いわゆる、6年生いままでありがとうの会です。
1~5年生が、合奏、合唱、劇……等を6年生へ向けてプレゼントします。6年生は、下級生に向けて。
これは、小学校によってバリエーションがあるでしょう。各学校力の入れ方も様々……。
保護者の出入りのある学校もあるようです。
さて、私の勤務校では、6年生は、合奏をすることになりました。
大きな指導の流れですが……
①6年生を送る会では、この曲やりますよ
②各担当パートの決定
③楽譜の配布
④各自で練習してねー
えっっ???
この指導内容で、できない子ができるようになるか??
びっくり。
指導はほぼしてません。
指示のみ。
しかも、音楽を担当されている教師は、指導教諭。いわゆる学校全体の教師に対し、授業の指導する教師です。
研究の方向性を示したり、新任教師指導を行ったり…。
もう、がっかりです。
いつも何となく偉そうな雰囲気だしているわりに、この指導内容ですから。
できるようになるしかけがあるのか?と探しました。
たぶんありません。
楽譜やリズムが全くわからない子はうじゃうじゃ…。そのような子同士で同じ楽器です。
しかも、選曲の難易度が相当高い…。
何をさせたいのかビジョンが全く見えないです。
でも、子どもたちの困った姿だけが想像できました。
私は何をすべきか…。
結局、私も指導に入ってもよいか許可をいただき、
毎時間の音楽に入らせて一緒に指導させてもらうことにしました。
思い起こせば……、
同じような光景が以前にあったような……
つづく…