あっこブログ

小学校で非常勤講師&3人のママの奮闘記 

MENU

公立小学校非常勤講師のあれこれ

今日は、

「公立小学校非常勤講師について」お話しします。

 

 

公立小学校の教員は、

①教員採用試験に合格した教師………教諭

②教員採用試験に合格していないが、教員免許は取得している………講師

に大きく分かれます。

 

 

教員免許があれば、授業ができます。

②は、

1)教諭と変わらない職務(担任、校務文書)………常勤講師

2)時間給で担当の授業のみ…………非常勤講師

に分かれます。

 

 

1)の常勤講師はボーナスや各保険なども補償されます。

2)はボーナスなし。時間給。

 

 

①は県採用、②の1)は県採用、2)は県、市採用があります。

 

 

ここからは講師について

 

<県採用を希望する場合>

県の教育委員会のHPで、登録の仕方を確認してみましょう。

講師登録(基本1年間)することができます。

現在、講師不足。

登録すると採用の電話がよくかかってきます。

登録期間は1年間ですが、1年を過ぎてもかかってきたこともあります。

 

 

<市採用を希望する場合>

正式に、どのようにしたらいいのかは、分かりませんが(ごめんなさい)。

直接、市の教育委員会へ行くのが一番いい!!

あれこれ考えず、とにかく足を運んで、とにかくアピールに行く!

 

 

私の場合をお話しすると……、

直接、市の教育委員会に講師の登録をしたいと申し出ました。

(2人の小さな子どもを連れ、慌ただしくしながら担当の先生とお話ししました)

 

結果、講師不足で、大変喜ばれました。

 

市の教育方針で市として特別な教師(講師)が必要な場合があります。

それに対応すべく私の市では、

勤務時間、労働条件が異なるさまざまな講師があります。

 これは、直接聞かないと分かりません。

HPに記載されているわけでもありませんし、公に募集しているわけでもないからです。

 

例えば、

がっつり授業をしない(たまにする)が、学習の支援をするための講師、

複式解消講師(複式学級を学年ごとに分けた時の、授業を担当する講師)、

 

などがあります。

 

私の場合、

両親も旦那の両親も県外、かつ小さな子供たちの子育てを両立する必要があったので、かなり狭い条件を提示させていただきました。

 

・子どもの保育園から10分以内で行ける範囲の小学校

・勤務時間は14時まで

 

わお!

 

自分の子どもを最優先にすべく、

このむちゃくちゃな条件を提示させてもらい、

もし、あてはまる小学校があれば、お願いしますという旨を伝えました。

 

 

でも、とても困るほど講師不足。

この条件にあてはまる講師をさせていただき2年になります。

 

 

講師をしながらも、講師の電話をいただいたこともあります。

常勤講師のように働くことができないかと…。

お断りさせていただきましたが、それほど人不足のようです。

 

 結局、

・子どもの保育園から車で3分

・週20時間(4時間×5日)、午前中

 

という勤務条件の中で勤務しています。

 給食をいただいて(給食費払って)、13時には退校。

 

 

小さな子どもがいる私にとって最高の勤務条件。

帰宅後、2時間ほど1人の時間がある。

これは大きい。

 

午前中という短い時間ではありますが、

授業で、学校で、パワー全開の小学生と関わることができて元気をもらっています。

 

 

<県採用と市採用の違い>

 県採用は、常勤講師や、教科担任制(中学校など)の非常勤講師を希望される方などは県登録からの採用が多いようです。

実際、担任をもたれている常勤講師の先生、知り合いの中学校の家庭科担当の講師の先生は県採用です。

 

市採用は、私のように細かい労働条件がある方にオススメ!!

小さな働き方でも働ける場所が見つけやすいです。

 県と市のお給料の違いは、よく分かりませんが、

教員免許を使った採用であれば、お給料もそれなりですし。

 

 

小学校で働きたいと思ってる方へ

教員免許がなくても、支援員など、働く環境はあります。

市の教育委員会へ行ってとにかく聞いてみてください。

知らない学校の仕事が結構ありますよ。

勤務校では、5人ほどの支援員さん、心の支援員さん、理科支援員などが働いています。

 

自分に合うスタイルで小学校で働かれるのもよいかもしれません。